FLOW

製造工程

特殊材質や複雑な形状製品の要求にも十二分に応えることができます。

六角ボルト熱間圧造工程の場合

丸棒

切断

頭部を含めた長さで丸棒を一定に切り出します。

外観長さ寸法検査

外観長さ寸法検査

加熱

ガス炉により頭部を加熱します。

頭部加熱

頭部加熱

頭部圧造

柔らかくなった頭部をフリクションプレスにより成形。

外観寸法検査

外観寸法検査

焼鈍

頭部と胴部を同じ温度で保持した後、徐冷します。

先付け座面取り

バリを取り、先を丸くします。

外観寸法検査

ショットブラスト

スチールグリッドで錆や燃えかすを取り、綺麗にします。

ネジで転造下絞り

ネジを盛り上げる前の絞り加工をします。

切削

転造せずにネジ部を
切削する工程もあります。

切削

転造せずにネジ部を
切削する工程もあります。

ネジ転造

ネジ部を盛り上げます。

ネジ精度検査

ネジ精度検査

無酸化熱処理

強度を増すため、焼き入れ戻しをします。

完成品

形状寸法、ワレ・キズ、
機械的性質検査

完成品

形状寸法、ワレ・キズ、
機械的性質検査

包装

各種試験

  • アムスラー形油圧式万能試験

    引きちぎったり、圧し曲げたりして、ボルトなどの引張り強度及び圧縮強度の限界値を測定します。

  • 保証荷重試験

    ボルト、ナットなどのネジ部品で品物を締めつけて使用するとき、そのネジ部品に許される最大の軸力を調べます。

  • ブリネル硬さ試験

    約3tonの負荷をかけ、凹んだ穴の直径を測って硬さを調べます。

  • ロックウェル硬さ試験

    ブリネルよりも小さな負荷をかけて測定するので、完成品などの硬さを調べることができます。

リングゲージ

ネジ部の精度を調べるための測定器。ネジ部を最後まえ通す”通り”と先端で止まる”止り”があります。